オブジェクトパネルの設定で、曲面を指定することにより、粗いポリゴンから自動的に滑らかな曲面が生成されるようになります。ポリゴンの曲面化は現バージョンでは4タイプ用意されています。
[曲面タイプ1]と[曲面タイプ2]については、原則として四角形面のみで構成されている必要があります。三角形面が混ざっている場合、その三方がすべて四角形面で囲まれている必要があります。
隣の面が三角形や多角形であったり、隣あった面がないときには穴が空きますが、隣り合った2つの三角形を1つの四角形に合成することで対処することができます。
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中央の面は三角形だが、周りが四角形で囲まれているため曲面化される | 三角形が2つ並ぶと三方を四角形に囲まれるルールに反するため穴があく |
[Catmull-Clark]と[Open Subdiv]曲面では三角形・四角形・多角形の全てを完全に曲面化することができます。前の2つのタイプに比べるとかなり丸みを帯びた感じになります。曲面タイプ1/2に比べて表示が若干遅いです。
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Catmull-Clark曲面とOpenSubdiv曲面では 三角形・多角形面も完全に曲面化できる |
曲面化されたオブジェクトを、普通のポリゴンとして扱いたいときは、[メニュー > オブジェクト > 曲面・ミラーのフリーズ]を実行します。MQO以外の形式で保存するときには、大抵は自動的にフリーズが行われます。
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フリーズ前 | フリーズ後 |