Q&A -ファイル
他のソフトで作ったオブジェクトがうまく読み込めない、Metasequoiaで作ったオブジェクトが他のソフトでうまく読み込めない
対応していない機能を使用している
ファイル入力
または
ファイル出力
で対応している機能を確認して下さい。
MQO以外の形式を用いると、たいていの場合、何らかのデータが失われてしまうのでご注意ください。
ソフトのバージョンの問題
ソフトのバージョンによってファイル形式が若干異なるためにうまく読み込めないことがあります。新または旧バージョンを使わない、異なるファイル形式を用いてみる、などをしてみてください。ただし、どうしようもない場合もあるので注意。
他のソフトで作ったオブジェクトを読み込むと面の表裏がバラバラになる
ファイルに面の方向が定義されていない
ソフトまたはファイルフォーマットによっては、面は表裏のない両面として扱われるため、ばらばらな向きでファイル出力を行うものがあります。
[メニュー >
オブジェクト
> 面の方向を統一する]
[
反転
]
コマンド
などで面の表裏を修正してください。
特にDXFやROKなどを読み込んだ場合にはバラバラになりやすくなります。
他のソフトでオブジェクトを読み込んだ際、テクスチャ情報がおかしい
対応していない画像形式を使っている
テクスチャに使用している画像形式(BMPやJPGなど)に受け取り側のソフトが対応していない時、大抵の場合、インポート時にそのファイルは無視され、テクスチャは表示されません。
自動的に画像形式のチェックや変換が行われることはないので、ソフトごとの画像ファイルの対応状況を事前にチェックして下さい。
UVマッピング情報を持つことが出来ない形式で出力した
ファイル形式によってはUVマッピング情報を持つことが出来ません。この場合は他の形式を使ってください。各形式がUVマッピングに対応しているかどうかは
ファイル出力
を参照してください。
テクスチャに対応していない形式
DXFなど、ファイル形式によってはテクスチャに対応していないものがあります。他の形式を利用してください。
出力したファイルを他のソフトで読み込むと頂点数が増える、または面がバラバラになる
法線・UVマッピングの仕様のため
いくつかのファイル形式において、
[UVマッピング]
の項目をチェックして出力すると、頂点数が増えたり、また面がバラバラになることがあります。特に必要のない場合は
[法線][UVマッピング]
のチェックは外してお使い下さい。
これは出力したファイル形式が「面を構成する各点」ではなく「頂点ごと」でしか法線・UVマッピング情報を持てないことに起因します。Metasequoiaでは「面を構成する各点」ごとにこれらの情報を持っていますが、複数の面が同じ頂点を共有していて、かつ法線・UVマッピングが異なる場合には、出力時に別の頂点として分離することにより法線・UVマッピング情報を正確に保持するようになっています。
[法線][UVマッピング]
のチェックを外した場合、頂点数は保持されますが、各面の法線・UVマッピングは一つにまとめられ、この結果として法線・UVマッピングの見た目が異なるようになります。
他のソフトとファイルをやり取りするとオブジェクトが極端に大きく、または小さくなる
長さの単位が異なるため
Metasequoiaから適当なファイル形式で出力して他のソフトウェアへデータを読み込んだとき、基準となるスケールの違いから極端に大きいまたは小さいオブジェクトになることがあります。
ファイル入出力時に
[拡大率]
の項目を指定することにより、各ソフトとのデータ交換時に適切な長さに変換することができます。ファイル入出力時に適切な[拡大率]の値を確認してください。
MQOのファイルフォーマットの仕様が知りたい
公式サイト上で公開されています
Metasequoia公式サイトには最新の仕様書が公開されていますので、そちらをご覧下さい。
また、プラグインSDKにはMQOファイルを独自に読み込むためのソースコードが含まれています。