座標軸は右図のように、左右がX軸、上下がY軸、奥行きがZ軸を示します。色はそれぞれ赤、緑、青に統一されています。
ドキュメントはオブジェクト、視点、材質などの情報を管理します。
Metasequoiaは1つのウィンドウで1つのドキュメントを扱います。複数のドキュメントを編集するには複数のMetasequoiaを起動する必要があります。
使用バージョンが同一である場合は、メニュー上の[切り取り][コピー][ペースト]を使えば、相互にデータをやりとり出来ます。
1つのドキュメントは複数のオブジェクトを扱うことが出来、[オブジェクトパネル]上では、いわゆるレイヤーのような操作が出来ます。
オブジェクトの形状を構成する要素は、頂点・辺・面の3つです。面は表裏がある片面で、裏側からは見えません。面は3つ以上の頂点で構成され、本ソフトウェア・マニュアルでは3つの場合に三角形、4つを四角形、5つ以上で多角形と記載します。
オブジェクトの面には材質を割り当てることができます。材質を指定することにより、色やマッピング画像が表示されます。材質を割り当てていないと、未着色面として扱われます。
材質の設定は[材質パネル]上で行います。
材質にマッピング画像を指定して面に模様や凸凹感を与えることにより、質量感のあるものが出来ます。
面にはUV値という属性があり、それによりマッピング画像のどの部分を貼り付けるかを設定できます。UV値は[UV操作]コマンドを使って展開図上で編集します。
材質へのマッピング画像の指定は[材質パネル]上で行いますが、その画像を[ペイントパネル]上で編集することができます。また、[ペイント]コマンドにより3D画面上で直接描いていくことも出来ます。
![]() |
+ | ![]() |
= | ![]() |
UV展開図 | ポリゴン形状 |
[移動]などいくつかのコマンドでは、コマンドパネルの編集オプショングループ内[L][W][S]を切り替えることによって、ワールド・スクリーン・ローカル座標系での操作を指定することが出来ます。
ワールド座標系は原点から表示されている軸に沿った操作を行い、スクリーン座標系は見た目での縦横方向への操作を行います。ローカル座標はオブジェクトごとに基点と向きを持たせるもので、[ローカル]コマンドで設定した後、[移動]コマンドなどで傾けた軸に沿った編集操作を行うことが出来ます。